2012/10/08 - テレ朝ドリームフェスティバル

 こんばんわ。ドリームフェス3日目@代々木体育館に行ってきました。出演者6組のうち、観たことがあるのは斉藤和義とポルノグラフィティのみでした。去年行ったときは6組中4組観たことがあったのでそれより少ないですが、去年はワンマンに通っているといえるのはラルクだけでしたので、それに比べれば斉藤和義もポルノも何度もライブを観ていますので、この2組に関しては知らない曲はほぼありませんでした。それでは順番に感想を書いてみます。



 トップバッターはflumpool。トップバッターらしく盛り上げていこうという気持ちはよく分かりましたし、実際盛り上がっていたと思います。などと若手に対するようなコメントをしてしまいましたが、武道館をやるほどのバンドなんですよね。

 僕としては音楽的には可もなく不可もなく、という感じでした。特にビビッと来るような曲もなかったですし。もう一度観たいと思うほどではなかったです。

 2番手は凛として時雨。一度観てみたいと思っていたバンドですが、今日のフェスでは見事なまでのアウェイでした。9mmやホルモンなんかが好きな人は同系列で好きみたいですね(←以前の同僚がこれ系好きだった)。しかしこのイベントではそっち系の出演は皆無なわけで、着席率、空席率は出演者中で一番だったと思います。

 でも僕は好きです。なにが凄いって、ここまで見事にバンド名が音楽性を表しているバンドはないと思います。すべての曲のタイトルが「凛として時雨」だったとしてもまったく違和感がありません。演奏者にスポットライトを当てるのを極力排除した照明といい、挨拶以外一切MCなしというストイックなセットリストといい、凛として時雨、という以外の適切な言葉が見つかりません。こういうトンガったバンドじゃないとわざわざ観に行きたいとは思わないですね。ワンマンまで観に行くかは微妙ですが、イベントなんかで他に観たいバンドとセットで出ていたらまた観てみたいです。ただ、せっかくの男女ツインボーカルなのにほとんど同じ声というのはなんだかなあ、です。これだけそっくりなボーカルで二人で歌う意味ありますかね?

 しかし、1バンド40分〜45分の持ち時間のところ、30分ちょっとで終わってしまったのに、この後のタイムスケジュールを巻いてくれなかったのが非常に残念です。終わりが9時過ぎるようなライブでは、家が遠い人にとってこの時間の15分の差は非常に大きいです。しかも明日は平日だというのに。

 3番手は星野源。寝てました。1曲目であんまりピンと来ないなあと思って座ったらそのまま夢の世界へ。目が覚めたら終わるところでした。



 4番手はサカナクション。今日一番の収穫でした。サカナだけにwwwなんつってwww

 フォロワーさんから、照明が良い!と聞いてはいたものの、イベントなのでそれほど期待していなかったのですが、予想以上の演出で驚きました。緑レーザーの使い方がうますぎますね。レーザーでステージや天井に次々に描かれる幾何学模様は、彼らの音楽に見事にハマっていました。ここまで音楽と同期できる照明は凄いです。もう照明さんが6人目のメンバーだと言っても過言ではないくらいだと思います。

 もちろん音楽のほうも良くて、凛として時雨とはまた違う中毒性がありますね。フジファブリックなんかが好きならサカナクションも好きだと思います。しかしこっちのほうが客を巻き込むパワーは上じゃないかと思いました。フジファブは志村さんが亡くなってから観てないので、その後どうなってるのかは分かりませんが。

 5番手は斉藤和義。出てきて、髪が金髪になっていてまずびっくりです。イエモン時代の吉井さんかと思いました。そうでなければ外タレかと。ライブのほうはいきなり「歩いて帰ろう」からのスタートで、2曲目が「ずっと好きだった」。この曲をライブで聴くと、サビではどうしても「ずっとウソだったんだぜ!」と歌いたくなってしまいます。もうあれはやらないんでしょうけど。

 自然体の斉藤さんらしく、イベントだというのにMCでは「シャンプーしてて『かゆいところはありませんか?』と聞かれたとき、一度『チンポ』って言ってみたいよね〜」と相変わらずの下ネタ炸裂。素敵すぎます。初めてライブでやるという「メトロに乗って」では入りを間違えてさらっとやり直すなど、この空気はこの人にしか出せないと思いました。

 しかし、ライブが終わるころには汗で衣装の色が変わるほどの熱演はやっぱりかっこいいです。日本でアコースティックギターでもカッコいいロックンローラーといえば、清春かこの人だと思います。

 そしてトリはポルノグラフィティ。アンコール含めてまさかの全曲シングルという、ポルノだからこそできる横綱相撲ならぬ横綱ライブでした。

 「2012Spark」から始まり、「ハネウマライダー」「ワンモアタイム」「サウダージ」「カゲボウシ」と5曲連続で今のツアーのメニューと同じだったので、さすがに1日だけのイベントのために他の曲を練習してこないよな、と思っていたら大間違いでした。そこから先はツアーにない(少なくともぼくが先日行った武道館ではやらなかった)「Mugen」「メリッサ」「アポロ」と続き、「Before Century」が始まったのでこれだけはさすがに非シングル曲かと思ったら、「Century Lovers」には行かずまさかの「ミュージック・アワー」。変な踊りを久しぶりに踊りました。

 斉藤和義がちょっと時間をオーバーしたようで、この時点ですでに9時を回っていたせいもあってか、ポルノ本編が終わったところでお客さんがいっせいに帰ってしまいましたが、それでもアンコールはありました。たぶん1割くらいは帰ってしまったと思いますが、アンコールも本ツアーからは外れていた「アゲハ蝶」。空席だらけの客席でしたが、逆に残っているのはポルノファンばかりということで、凄い盛り上がりを見せていました。

 選曲がオールシングル&盛り上がれる曲のオンパレードだったということもあるでしょうが、イベントの1バンドでここまで楽しめたのは初めてじゃないかと思うくらいでした。さすがポルノです。

 アキヒトが本編9曲のうち、「サウダージ」「メリッサ」「アポロ」の3曲も思いっきり歌詞を間違えた(Twitterによると全部で5曲くらい間違えていたようですね。他は気がつきませんでした)ことはどうでもよくなるくらいいいライブでした。いや、どうでもよくないけど。

 ところで今日はポルノワンマンでは恒例のメンバー紹介はなかったんですけど、あれでいつも「ボーカルは?」「アキヒトー!」って呼ぶのにどことなく違和感があったんですが、こないだその理由に気がつきました。いまの天皇と同じ名前なので、呼び捨てにしているみたいでなんかためらいがあったんですね。そういえば小学校の同級生に「ヒロヒト」という名前の子がいて、それもなんか変な感じがあったなあと思い出しました。ぼくは自分の子供に「○○ヒト」とつけるのはやめておこうと思います。



 ちょっと話が逸れましたが、全体的にはとても良かったです。終わりよければすべて良しではないですが、最後の斉藤和義とポルノがとても良かったのが大きいです。一度観たかった凛として時雨とサカナクションが観れたというのも良かったですし、この2バンドは機会があればまた観てみたいです。

 今日のセットリストはこちらです。

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