有明アリーナ

初回作成:

 2021年の東京オリンピックのバレーボール・車いすバスケットボールの会場として建設された会場。2022年から一般向けに開業している。

1. アクセス

 最寄りはゆりかもめ 有明テニスの森駅。もう少し離れてもよければりんかい線 国際展示場駅か東雲駅からでも歩けないことはない。ただ、JRや地下鉄がないのはちょっと厳しい。

2. 座席

 他の国内アリーナ会場に多い楕円形や長方形ではなく、ほぼ正方形の会場であるため、ステージからの距離に差が少ないのが特徴。


客席全景。

 なお、上の写真のアリーナとスタンド部分の間に見える黒い壁は、引き出し式の可動席となっている。スポーツ等のイベントではこの席を使うことがあるが、コンサートで使うことはまずない。

(1) アリーナ席

 アリーナはパイプ椅子なので、もちろん公演によって変わるが、過去の例からするとだいたい前後に50〜60列、左右に70〜80席くらいになるのが一般的。


アリーナ席の全体。

(2) スタンド席

 この会場は正方形に近いが、東西方向と南北方向でスタンドの構造が違う。ちょっと特殊な形をしているので気を付けたい。
 サイドステージ型でライブを行う場合、ステージは通常はEブロック側に作られる。ステージ正面がCブロック・Gブロックとなり、上手がDブロック・Hブロック、下手がBブロック・Fブロックとなる。

 下の写真はCブロックやや下手側から見たステージ。上手がDとHブロック、下手がBとFブロックとなる。また、上手と下手には3階席はない。


Cブロックやや下手側から見たステージ。

 下の写真は上手側からCブロック・Gブロック方向を撮影した写真。Cブロックは2列しか存在せず、ほぼ「Gブロックが正面」と理解していれば問題ないだろう。
 通路部分の構造の関係上、Gブロックは「3階席」となっているが、高さは他の2階席・4階席と同じである。また、座席表からは読み取れないが、Cブロックは完全に3階席の影に隠れる位置になる。


上手側から撮影したGブロックのスタンド席。

 下の写真は、4階Fブロックの120番台の席から見たステージ。アリーナ会場としてはまあだいたいこんなものであろう。ステージ上の人物の表情などはさすがにわからないが、スタジアム会場のように豆粒ということはない。


Fブロック120番台から見たステージ。

3. 周辺情報

 会場の付近に、有明ガーデンという巨大ショッピングモールがある。有明駅や国際展示場駅から来る場合は通り道にあるのですぐわかるだろう。

 ちなみに、ここには駐車場もたくさんあるので、ライブの際に車で来ることも可能だが、ライブがある日はほぼ「特定日」扱いとなり、最大料金が適用されないなど通常よりも料金が高くなる。 買い物による割引は適用されるので、ついでに大きめの買い物をする予定があるならば車で来ることも選択肢に入れられるだろう。

4. 公式情報

客席数約15,000席(可動席含む)
所在地東京都江東区有明1丁目11番1号
オフィシャルサイトhttps://ariake-arena.tokyo/

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