さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)


最終更新:2016/12/25

 このページは、さいたまスーパーアリーナのアリーナモードのみの解説です。
 初めてさいたまスーパーアリーナに行かれるという方は、最初から解説をお読みいただくことをお勧めします。
 なお、上記の最終更新日は本ページの最終更新日です。さいたまスーパーアリーナの解説全体の最終更新日ではありませんのでご承知おきください。
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6. アリーナモード 座席解説

 アリーナモードの場合の席は、アリーナ・200レベル・300レベル・400レベル・500レベルの5種類である。このうち200レベルがいわゆる1階スタンド席、400レベルが2階スタンド席に該当する。
 200レベルと400レベルの間には300レベル(スイートレベルとも呼ぶ)が、400レベルのさらに上に500レベルがあるが、これらはバルコニー席のようになっていて数が非常に少ない。


各レベルの図。なおステージ位置は「エンドステージ2」のもの。

 公式サイトによると、アリーナモードには「エンドステージ1」「エンドステージ2」「センターステージ」の3パターンがあるとされているが、コンサートの場合は「エンドステージ1」か「エンドステージ2」のどちらかが使われるのが通常である。さらにその中でも「エンドステージ2」での開催がほとんどを占めるので、以下では「エンドステージ2」について主に解説する。
 ちなみに「センターステージ」形式は格闘技イベントでの使用が主なようであるが、コンサートでの利用例がまったくないわけではない。


アリーナモード「エンドステージ1」
時々使われるレイアウト。

アリーナモード「エンドステージ2」
通常はこのレイアウト。

(1) アリーナモード概説

 アリーナモードの会場全体のイメージは以下の写真のとおり。


400レベル、ステージに向かって左手の後方から撮影。

 アリーナモードの一般的な座席表については、公式サイトでも事足りると思うが、FLASHになっていて人によっては見にくいと思うので一枚絵を作成しておいた。ただし、あくまでこれは例であり、特にアリーナ席は公演ごとに配置が異なるため、以下の説明とあわせて読んでいただきたい。


 また、実際に座席からステージがどのように見えるかがイメージできるページも用意してみた。まだまんべんなく写真が用意できておらず、不十分ではあるがいちおう参考までにということで。公式サイトにも、各座席からのステージの眺めは何パターンか用意されているので、公式もあわせて参考にしていただければと思う。

さいたまスーパーアリーナ ステージの見え方

(2) アリーナ席

 アリーナ席(アリーナレベル)は、ほかの大規模会場と同様に後方では全くステージが見えない。縦長の会場のうえに段差がないから、後ろの方は悲惨なものである。


アリーナ席配置の一例。

 アリーナ席はブロック分けされており、ブロックごとの通し番号となる。固定座席でないため一定の配置がないので、上の座席表はあくまで一例と考えて欲しい。公演によってはアルファベットがEまでではなくDまでしかなかったりするなど、変則的になることはあるが、だいたいこのパターンの変形の域を出ないようである。

 また、アリーナ席は原則ブロックごとに12席で1列を折り返す。つまり、1〜12番が1列目、13〜24番が2列目…という具合になる。自分が何列目くらいになるのかの参考にして欲しい。

 ただし、1列を10席で折り返すパターンも散見され、東京ドームや日本武道館ほどは確定的な配置というものはない。詳細なアリーナ座席表が公開されない限り何席で折り返すかを事前に知る方法は基本的にはないが、たとえばヤフオク等で「△ブロック 8〜12番の4連番」というチケットが存在したら12席で折り返すだろうという想定はできる。4連番でチケットを取った場合、普通は横並びで確保されるはずだからである。

 なお、まれにブロックを分けず列番号と席番号のみで席を指定することがある。その場合はホール公演などと同様に「○列×番」という表記になる。その場合はアリーナ全体を通して番号が振られるため、最前列が1列で最後列は60列前後になり、一番左が1番で一番右は70〜80番前後になる。例があまりないので、座席表などは割愛する。


ブロック分けがなく、列と席番号のみで表記された例。
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(3) スタンド席概説

 この会場のスタンド席は、他のアリーナ会場でよくあるブロック名や方角が付けられておらず、座席番号がフロアですべて通し番号になっているために、席の番号だけで自分の席の位置を知るのはかなり面倒である。そのため、自分の席がどこになるかを見極めるには、まず扉番号を把握するのが肝心である。
 また、スタンド席は、一部を除いて座席内を左右に抜ける通路がないため、最寄りの扉から入らないと席までたどりつけない。その意味でも扉番号をチェックしておくことは重要である。まずは下の図を見ていただきたい。

 これは、会場の全体図に扉番号だけを書き入れたものである。扉番号の百の位がその席のレベルを表している。すなわち、2xx扉なら200レベル、3xx扉なら300レベルという具合である。

 扉番号を大まかに把握できれば、公式サイトにステージ位置が書かれていない場合でもステージ位置が推測しやすい。たとえばエンドステージ2ならばステージ裏になるはずの221〜224扉あたりの席がヤフオク等に出回っているにも関わらず232〜239扉あたりの席がまったく見つからなければ、おそらくエンドステージ1だろう、と考えることができる。

 これをふまえて、以下で各レベルについて注意点を挙げる。

(4) 200レベル

 いわゆる1階スタンド席である。同じ200レベルでも、座席図を見れば分かると思うが前と後ろではずいぶん眺めが違う。席をあらかじめ確認しておかないと、会場に入ってから愕然とすることになりかねない。注意しておいてほしい。
 また、200レベルの最前列はアリーナとは階段1段分しか差がないので、背が低いと座ったままではステージが見にくい可能性がある。ちなみに最後列は32列(ただし、会場の隅の部分など、曲がっているあたりはもっと少ない)。


200レベルの最前列。

200レベルは座席の傾斜があまりない。

200レベル下手後方からみたステージ。
だいたい219扉あたりの位置

 ちなみに、公式サイトの座席表では、200レベル1列とアリーナ席との間にアルファベットのA〜H列が存在しているが、実際のコンサートでこの列が使われることはほとんどない。

(5) 300レベル (スイートレベル)

 200レベルと400レベルの間に少しだけあるバルコニー席が300レベルである。ここはバルコニー状になっており、3列しかない。 入れば分かるが、他のほとんどの席と明らかに待遇が違う。おそらくスポーツなどの時は値段が違うのだろうが、コンサートでは全て値段が同じなのでちょっと納得行かない。
 ここは全て座ったままステージを見られるので、ゆっくり見たい人にとってはかなり良い席である。また、ここは通常ステージ正面になるので、距離はあるが全体を見渡すことができる。なので、ステージからの距離は最も遠い。単に近くで見たいだけならば悪い席だろう。


300レベルの座席。

 以下、本稿ではこのような席をVIP席と呼ぶ。

(6) 400レベル

 300レベルを1フロアと見れば3階スタンド席ということになるだろうが、300レベルがわずかしかないため、2階スタンド席と言ってもよい席である。東京ドームで、バルコニー席を1層と数えず、その上にあるスタンド席を2階スタンドと呼んでいることを考えればわかりやすいだろう。

 400レベルはいわゆる普通の席とVIP席が両方存在する。

(i) 407-412扉、425-432扉

 いわゆる普通の席。席番号でいうとそれぞれ172〜312番と562〜702番が該当する。前者が下手側、後者が上手側にあたる。


400レベルの椅子。

 椅子はこのような感じである。ドリンクホルダーがついているなど結構いい椅子だと思う。
 席自体は200レベルとほとんど同じものだが、座席全体の傾斜が200レベルよりすこし急になっている。


400レベル下手後方から見たステージ。

 このエリアは、中央の一番深いところで24列まである。しかし壁面の湾曲が激しいので、両端の一番浅いところだと10列もなかったりするので注意。

(ii) 403-407扉・432-436扉(及び414-425扉)

 席番号でいうと94〜171番・703〜780番(及び313〜561番)が該当する。ここは300レベルと同様のVIP席であり、このエリアはすべて5列しかないため、ゆっくり見るには非常に良い席である。ただし300レベルと同様、ステージからの距離は最も遠い。
 なお、414-425扉(313〜561番)をカッコ書きとしているのは、エンドステージ2ではステージの後ろにあたり開放されないためである。


400レベルのVIP部分の座席。

(7) 500レベル

 最上階。一番後ろと言ってもよいだろう。ここも300レベルと同じくVIP席であり、300レベルと同じく3列しかない。
 座席の前に柵があり、座ったままでもステージがよく見える。ここは数が少なくなかなか手に入らないだろうが、ゆっくり見るにはお勧めの席である。ただし、300レベルと同様ステージ正面になるので、ステージから最も遠く、ステージとの距離を重視する場合は悪い席という評価になってしまう。


上段が500レベル。下に見えるのは400レベル。

(8) 400レベル潰し

 特にフェスに多いが、アリーナをスタンディングにする場合など、400レベルを使わない場合は天井を下げて400レベルそのものがないように見せる場合がある。これだと一見空席がないように見えるし、天井が低いのでアリーナ級の大会場にもかかわらずほどよい圧迫感で楽しめる。
 また、単純に客の入りが非常に悪い場合に400レベルを潰す場合もある。アリーナに座席があるのに400レベルが潰されていたら、相当チケットが売れなかったんだと想像できてしまう。初めて見た公演がこの状態だと違和感がないかもしれないが、通常時と比較すると違いは明らかである。


400レベルが潰された会場。

400レベルまである通常の状態。

(9) エンドステージ1の場合

 ケースは少ないが、会場を横に使うパターン(公式サイトで「エンドステージ1」とされているもの)でのコンサート開催も時々ある。

 たとえば上の写真の2004年5月に行われたケミストリーの公演はエンドステージ1のパターンで開催された(この公演はステージがX型に設置されており、エンドステージ1のさらに変則パターンと言えるだろう)。
 ステージパターンはさいたまスーパーアリーナの公式サイトであらかじめ発表されている場合もあるので、事前に確認しておきたい。発表されていなくても、前述のヤフオク等を調べる方法で推測することはできる。

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