Zepp DiverCity(Tokyo)

作成:2013/4/3

 このページはZepp DiverCity(Tokyo)の解説です。Zepp Tokyoとは違う会場ですので、ご注意ください。

 東京2つ目のZeppとして2012年4月に開業した新しいライブハウス。Zepp Tokyoが賃貸期間満了で終了するために近くに新しく作ったはずだったが、Zepp Tokyoの賃貸契約が延長されてしまったため、至近距離にZeppが二つ並ぶことになってしまった(という経緯だったと思うが、ソースがどこにもないので気のせいかもしれない…)。当面Zepp Tokyoの閉館予定はなく、この併存状態が続く見込みである。

 Zepp Tokyoより少し小さめの会場となる。とはいえキャパ2,500人と、日本でも最大級のライブハウスであることは間違いない。

 ここもZepp Tokyoと同じく会場前のスペースはあまり広くないが、壁で囲われているわけではなく、すぐ前に広い歩道があるのでZepp Tokyoほどの圧迫感はない。

 ダイバーシティ東京プラザの一部であるため、早く着いても十分時間をつぶせるという点でZepp Tokyoよりありがたい。

1.アクセス

 Zepp Tokyoと同じくゆりかもめりんかい線の2択。りんかい線の場合はZepp Tokyoと同じく東京テレポート駅が最寄りだが、ゆりかもめだと青海駅ではなく台場駅になる。フジテレビがあるところである。

 公式サイトでは、東京テレポート駅からだと徒歩3分、台場駅からだと徒歩5分となっているが、地図からも分かるとおり台場駅のほうが明らかに近い。東京テレポート駅から3分で来るのは無理である。
 これは、建物としてのダイバーシティ東京プラザまでの所要時間を指しているのだと思われる。しかしダイバーシティ東京プラザは東西に長い建物であり、駅は建物の東側に位置していて、Zepp DiverCity(Tokyo)は建物の西端にある。そのため、東京テレポート駅からZeppに行くには建物を端から端まで通り抜けなければならない(建物を外から回り込んでもいいが、建物内を通るのが最短距離であり、わざわざ遠回りする理由はあまりない)。東京テレポート駅から来る場合はその時間を加味し、最低でも10分、できれば15分は見ておくべきである。

 どの方法を使うにしても、乗り換えは事前に確認しておくほうがよいだろう。

 ゆりかもめ、りんかい線それぞれの駅から会場までの行き方を写真で案内してみたので、初めて行く方はそちらも参考にしてほしい。

Zepp DiverCity(Tokyo)へのアクセス

2.買い物

 ダイバーシティ東京プラザがあるので、買い物に困ることはない。Zeppのすぐ隣のスペースは広大なフードコートなので、ちょっと食べたいときにはこれで十分である。しっかり食事をしたければ上の階のレストランに行けばよい。

 それ以外の買い物も、ほとんど何でもプラザ内で済ませられる。どんな店があるかは公式サイトを見ていただければよいだろう。

ダイバーシティ東京プラザ [外部サイト]

 台場駅を利用する場合はフジテレビが目の前なので、買い物も観光もできる。東京テレポート駅から来る場合は、駅からプラザまでの間にファミレス(バーミヤン)とコンビニ(ローソン)があるので、こちらも利用できる。

 飲食店を調べる → ぐるなび  ホットペッパー  食べログで台場駅周辺を調べる


3.座席解説

 他のZeppと同じく、1階席と2階席があり、通常は1階席はオールスタンディング、2階席は全席指定となる。人気の公演の場合、2階席にも立見が出る場合がある。また逆に、1階席にイスを並べて全席指定になることもたまにある。


場内案内図。1階席部分を含む。

 地上の入り口は建物の2階部分に相当しており、入場するとまず階段を下らされる。階段を下りた先が案内図左下にあるENTRANCEの部分になる。

(1) 1階席

 まず、Zepp Tokyoに行ったことがあることを前提として書かせていただくことをお断りしておく。行ったことがない人はZepp Tokyoの解説ページと合わせてお読みいただきたい。

 基本的には他の大規模ライブハウスと同じようなつくりだが、2階席の左右のでっぱりがないことと、ステージ幅が広いため、前方の左右ぎりぎりまで客が入るということが特徴といえるだろう。


1階席の上手後方から見たステージ。

 Zepp Tokyoと違い2階席はほぼ長方形なので、前述のとおり1階席の左右に天井が張り出していない。上の写真でもわかるとおり、最後方だと2階席がかぶってくるのはZepp Tokyoと同じだが、左右の壁際の張り出しがないことがわかるだろう。


1階席の下手真ん中へんから見たステージ。
(2) 2階席

 盛り上がりには欠けるが、ゆっくり見るにはおすすめの席。数が少ないので貴重であり、一般的には1階席よりオークションなどでの相場は上がりやすい。
 2階席は会場入場後に2階に上がる階段のところでもチェックされるが、1階に入る場合はチェックがない。つまり、2階席のチケットは1階にも2階にも入れるので、最初2階で見ていても1階に降りたくなったらいつでも降りられるという、ある意味便利なチケットである。


1階から見た2階席。

 2階席の様子はだいたい下のような感じである。


2階席の様子。

 他のライブハウスと同様、見やすさは文句なしである。


2階席から見たステージ。

 2階席の座席表は下のとおり。列は2Aから2Fまでの6列で、左右3ブロックに分かれている。中央ブロックは2A列がない。2F列は中央ブロックだけかと思いきや、不自然に左右ブロックにも2席だけ存在する。なぜこんな配置なのかはよくわからないが。
 ちなみに、列の表記は「A列」ではなく「2A列」である。1階席を全席指定にした場合に間違えないようにする配慮だと思われる(ただし、1階の指定席は「1A列」ではなく「A列」になるようだ)。


2階席の案内図。

 また、座席表の下半分の斜線部分は立見スペース。Zepp Tokyoに比べてかなり広い。


写真右側が立見スペース。
(3) 1階席(座席指定)

 普通は1階はオールスタンディングだが、イスを並べて全席指定としても使われる。この場合イスの並べ方はどうとでも変えられるはずだが、会場内に座席指定の場合の座席表が常備されているので、一応それを掲載しておく。こんなものを出しっぱなしにするということは、イスの並べ方を変則的にするつもりはあまりないのかもしれない。

4. その他情報

(1) 持ち込み

 持ち込み可能。とはいっても、1階席で食べるのは難しい。

(2) 携帯電話

 少なくともdocomoは普通に使えた。

(3) トイレ

 キャパに比してトイレの数が少ない。常に長蛇の列という感じである。開演中に行くか、あるいは入場前に外で済ませるべき。2階席は人数が少ないのでそこまで混まない。

(4) コインロッカー

 公式サイトによると、建物外に813個、建物内に363個ある。この数字からは、建物内のロッカーが非常に少ないということがいえる。Zepp Tokyoはキャパ2,709人で建物内ロッカーが752個なのに対して、こちらはキャパ2,473人なのに363個しかないからだ。
 外のロッカーはZepp Tokyoより多いので、中のロッカーを当てにせず、荷物は外で入れてくるのがいいだろう。ダイバーシティ東京プラザ内にもコインロッカーがあるので、そちらを使うのもよい。
 駅のコインロッカーについてはコインロッカーサーチが詳しいので参考にしていただきたい。


5.公式情報

客席数オールスタンディング時2,473人(1階2,107人、2階指定214人、2階立見152人)
座席指定時1,102人(1階888人、2階214人)
所在地東京都江東区青海 1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ
電話03-6380-7800(ダイバーシティ東京プラザ)
オフィシャルサイトhttp://www.zepp.co.jp/


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