2012/05/26 - L'Arc-en-Ciel

 今日はL'Arc-en-Ciel@国立競技場に行って来ました。中の人です、こんばんわ。

 2週間前に日産に行ったばっかりですが、事前の「国立は祭りだ」の宣言どおり、セットリストもヒットパレードで演出も桁違いのクオリティと、日産とは違いかなり満足して帰ってきました。



 セットリストに関しては、ベスト的ではありつつ「BUTTERFLY」ツアーの様相を呈していた日産や大阪とは違い、完全にベストヒットなセットリストに組み替えられていました。シングルじゃない曲がいったい何曲あったんでしょう。

 まず演出について言うと、オープニングでいきなり前回サブステ移動用に使った車に乗ってアリーナ下手前方から登場し、マーチングバンドとチアリーダーを引き連れてアリーナ席をぐるっと回るというスペシャル感です。しかもアリーナ最後方では聖火を点火させるというおまけつきです。

 あとは噴水も火炎放射も七色銀テープも、規模を拡大してたっぷりと魅せてもらいました。極めつけはアンコール最後の「虹」での七色の花火ですね。これはすごかったです。

 で、サブステージはどうだったのかというと、本編途中ではなくアンコールで使用されました。しかし今回はサブステージへの車移動はなく、アリーナ最後方、サブステージ正面の出入口から出てきて、演奏が終わったらそのままそこから引っ込んでしまいました。会場一周を期待してたスタンド前方の方もたくさんいたと思いますが残念でしたね。この演出変更のせいで、日産でやっていた車からのボール発射がなくなってしまいました。

 そして前回の日産で一番不満だった、というより不満の全てですが、音の悪さはだいぶ改善されていました。会場の前後の距離が短いから音が揺らぐのもそれほどひどくなかったのかもしれません。

 ただ、風の影響はあったと思います。最初は南スタンドで観ていたんですが、序盤はまだけっこう音が揺らいでいました。しかし近くに態度の悪い酔っ払いがいてどうにも耐えられなくて、北スタンドがかなりガラガラだったのでそちらに移動したところ、段違いに音が良くなりました。南から北に風が吹いていたので、風下になったことで劇的に音が改善されたということになります。野外ライブは風向きが本当に重要ですね。



 ガラガラといえば、そもそもステージ左右の見切れ部分は使っていませんでしたし、バックスタンドの上のほうも照明器具が設置されていてだいぶ席が潰されていました。なのでざっくり見れば埋まっていたように見えますが、動員的にはわりと余裕があったのではないかと思います。嵐のライブの写真を見ると、本当にステージの真横くらいまでびっしり埋まっていましたが、さすがにそれほどは無理だったようですね。

 さらにアリーナ席を嵐と比較すると、客席に食い込むような花道が一切なかったのでその分アリーナ席は嵐より多いように見えました。とはいえ嵐は花道込みでFブロックまでありますが、今回のラルクはほぼEブロックまで、バックステージの左右に1ブロックずつだけちょこんとFブロックがあっただけなので、こちらも実数は嵐と大して変わらないのではないかなあと思います。

 ライブの話はそんなところです。今回、事前にうちわを配布すると言われていたので、ジャニーズ的なうちわがもらえるのかと思ったらこれでした・・・。



 これ、わざわざ配布するなんて事前に言うレベルのものですかね。普通に入場時にパンフと一緒に渡されても違和感のないクオリティです。

 そしてもう一つの戦利品はこちら。



 一番ロゴが見にくい青色ですが、「20th L'Anniversary (ロゴ) L'Arc〜en〜Ciel」と書かれています。銀テープをゲットしたのは久しぶりですね、LUNA SEAのREBOOT以来です。といっても自分の席に飛んできたのではなく、あとで拾ったんですけどね。

 今日のセットリストはこちらです。