嘘です。
いきなり嘘から入ってすみません。中の人です。今日はライブと全く関係ない話なので、興味ない方はスルーしてください。
トーハクというのは、上野にある
東京国立博物館のことです。いまトーハクでは、
大神社展という特別展を開催していて、日本中の神社から貴重なお宝がたくさん出展されており、私も先日見てきました。
で、ドラクエやFFをはじめとするRPGでは、日本古来の品々がゲーム中に登場することも多いので、今回見て来たものの中からそういうものをまとめてみました。と言っても、特別展だけではそんなにネタがないので、通常展も含みます。
なお、トーハクのいいところは、一部の展示を除いて原則写真撮影OKなところです。もちろん専門家が撮影した写真にはかないませんが、気になるところをドアップで撮影したりできるのでありがたいです。
さて、まず最初はファイナルファンタジーシリーズでは定番の武器であるこちら。
マサムネです。ほとんどのシリーズで最強武器のひとつとして、終盤で登場する名刀です(最近のシリーズはやってないので知りませんが)。
その本物はこちら!ドン!
重要文化財です。さすがです。石田三成が使っていたというのがちょっと意外な感じがします。普通に考えれば、武士なので良い刀を持つことは何もおかしくないのですが、我々にとって石田三成といえば文官のイメージですからね。
続いてはドラゴンクエストからこちら!
アイテムではありませんが、
どぐうせんしです。ドラクエ4ではデスピサロ城の入口で不可解な動きをしていて悩まされたものです。
これの本物は社会の教科書にもよく出ているので見たことある方も多いと思いますが、トーハクではその実物が見られます。実物はこちら、ドン!
遮光器土偶です。これも重要文化財です。しかし見れば見るほど不思議な形ですよね。縄文人が何を考えてこんな形に作ったのかまったく謎です。モデルは宇宙人だという説もあるくらいですから、学者もよく分からないんでしょう。
そして最後、これのためにこの記事を書こうと思ったと言っても過言ではありません。ゲームボーイのRPGでは最高傑作だと個人的には思っている、スクウェアの「Sa・Ga2 秘宝伝説」からこちら!!!
はにわです。こいつが出るまで非常階段最下層をうろつきまくり、出現したらしちしとうかフレアを食らう前にはどうほうをぶっ放してくれることを願い、首尾よく倒したらしちしとうを落とすよう祈ったことのある同年代の人は相当数いるものと信じます。
まずはそんなはにわの本物(?)がこちら!ドドン!
GB版のシルエットとは似ても似つきませんが、DS版ではこのビジュアルに変更されてましたね。でも、SaGa2のはにわといえば、GB版の楕円形の胴体じゃないとなんとなくイヤです。
そして今回はなんと、
しちしとうの本物が展示されています。ここまでの展示品は通常展でしたが、しちしとうは「大神社展」での展示です。パンフ等では小さく写っているだけですが、個人的には目玉の一つだと思います。その超貴重なしちしとうがこちら!!!
写真NGでした(´Д`;)。 しかたないので看板の写真です。
しちしとう(七支刀)は奈良にある石上神宮が所有する国宝で、普段は公開されていません。最近公開されたのは2010年なので、3年ぶりです。しかしその時は奈良まで行かないと見られなかったわけで、東京で本物の七支刀を見たい方は今回が絶好のチャンスです。
なお、大神社展は6月2日まで開催されていますが、七支刀の展示は5月6日までです。このGWに行かないとなかなか見る機会がないので、日本古代史や神宝に興味のある方は是非行かれるといいと思います。
しかし、
この品のないコピーはどうにかならなかったんですかね…。「神社パワー全開!」って、ドラゴンボールか何かでしょうか。
■ 開催スケジュール
大神社展
◆ 2013年4月9日(火)〜6月2日(日) 東京国立博物館 平成館
◇ チケット料金:一般 1,500円/大学生 1,200円/高校生 900円
◇ 公式サイト:http://daijinja.jp/