2014/8/27 - Dir en grey@Zepp Tokyo

どうも、どうもどうも。中の人です。

 またDir en grey(あえて小文字表記)に行ってきました。1ツアーで2公演行くとかすごく久しぶりです。前回が新木場の2日目だったので、それとの比較が多くなります。

 まず何と言っても、京の動きが格段に良くなっていました。新木場はまだ、やらなきゃいけないからしょうがなくやってる感がありましたが、ツアーも終わりに差し掛かってだいぶ曲に入り込めてるように思いました。

 といってもやっぱり「raison detre」「304号室、白死の桜」「ゆらめき」あたりの歌モノは歌詞カードガン見で歌っていたのはしょうがないですね。この辺の曲は定位置から全く動かず、お立ち台にすら上がらない(上がったら歌詞読めないからね)ので非常に分かりやすいです。それでも「raison detre」か「304号室〜」だったと思いますが、歌詞がモニョモニョってなってました。読んでてそれはないっすわ。

 そして「Unknown.Despair.a Lost」がこのツアー初登場でした。GAUZEツアーならこの曲はやっぱり嬉しいですね。アレンジだいぶ変わってますけど・・・。

 それと「アクロの丘」、DieのイントロのアコギとToshiyaのベースソロ、共に安心して聴けるのが素晴らしいと思いました。15年前のツアーでは、聴いてる客のほうがハラハラする不安定な演奏だったように記憶してます。まあこれだけ活動してくれば演奏面での不安はもうないですね。

 あと「ゆらめき」の位置が本編後半の一発目にあたる位置というのはいまいちですね。「アクロの丘」終わって、さあここから飛ばして行くか(RYUICHI風)と思いきや定位置で下向いて歌う「ゆらめき」では客席の空気も微妙でした。歌モノは序盤に固めてしまってもよかったと思います。

 アンコール終盤の煽りの「俺の言いたいこと分かってるな!!??」⇒「ラストーー!!」は今回なくて良かったです。新木場でのあれはズッコケました。

 とまあそんな感じで、懐古乙って感じのこのツアーはとても楽しかったです。メンバー、特に京なんかはそういうこと言われるのあまり嬉しくないと思いますけど。今を見てほしいというアーティストの気持ちも分かりますが、やっぱり若いころ聴き込んだ曲ってもう体に染み込んでいるので、昔の曲もたまにはこうやって聴かせてほしいと思います。

 そんな今回のZeppTokyo公演ですが、一番衝撃だったのはヴィーナスフォートの1階のマクドナルドがロッテリアに変わっていたことです。しかも高いメニューしかないでやんの。これはひどい。本当にひどい。
 そして「ビックリマンシェーキ」とかいう限定メニューがあったので、メニューの写真に地雷臭を感じながらもビックリマン好きとしてはとりあえず買ってみたんですが、ただのロッテシェーキにビックリマンチョコを割ってぶちこんだだけの酷いものでした。これはないわ。