こんばんわ、中の人です。KISS@東京ドームに行ってきました。
といってもKISSもももクロも曲よく知らないんですが、どちらも機会があれば見てみたかったので、まとめて見られる今回を利用させていただきました。
先に断わっておきますが、今回は写真撮影可だったので以下はライヴ中の写真を使っています。下のような看板が会場内いたるところにありました。
看板の内容もさることながら、スタッフさんがしっかりKISSメイクしてるところがすごいなぁと思いました。
ライヴでの写真撮影って海外ではよくあるみたいなので外タレは日本でも写真OKなライヴが多いですが、いまだに邦楽アーティストのライヴは写真禁止ですよね。もはやこんな時代になっては写真撮影を禁じる必要もないと思います。しょせん客席からの撮影や録音では公式に出るコンテンツには絶対かないませんから、むしろその程度のクオリティのものならSNSで拡散してもらったほうが宣伝になっていいと思います。
さてライヴの中身ですが、正直曲も知らないし、KISSのライヴ自体10年くらい前に一度見ただけなのでまったく覚えていません。ほぼ初見でした。だから普段と比べてどうこうとか、いつもの見どころが今日はどうだったとかほとんどなくてすみませんが、そんなわけなのでひとつご理解ください。
で、何がすごいってまず特効の数ですよね。花火、炎、銀テープ、スモークと惜しみなく垂れ流すステージは壮観でした。ほぼ全曲に特効入ってたんじゃないかっていうくらいです。ここまでやるバンドはなかなかいませんよ。
あとは(そういえば昔も見ましたが)客席の上をワイヤーにぶら下がってセンターステージまで行くパフォーマンス。これ定番なんですよね。昔見たときは武道館だったので距離も短かったですが、東京ドームでこれをやるとなると相当な距離なのに凄いと思います。
っていうか、もうこれは理屈じゃないと思うので説明ができないんですが、リフだけで何万人という観客を乗せられるオーラというか貫禄はほかのバンドでは真似できませんよね。正直今日のライヴはガラガラでしたよ、2階席こんなんですから。
普通このレベルのガラガラっぷりだと1階後方はまったりゾーンになってしまうんですが、今回はまったくそんな気配がありませんでした。
僕は1階席の最後列のほうに若干空席があったのでそこで落ち着いて見ようと思ってたんですが、1階席は後ろまで熱狂の渦でとてものんびり見られる空気ではなくて、これは本当にすごいと思います。
やっぱりそういう空気だと座ってられないし、体も勝手に動いちゃうし、知らない曲でも拳を振り上げちゃうんですよね。そういう空気があるライヴは凄いと思うし、それができるバンドはただの人気だけじゃない、何か違うものがあるんだと思います。KISSクラスを他の一般的なバンドの基準で見ること自体無理があるのかもしれませんが。
で、大々的にアナウンスされてたももクロですが、アンコールでの登場でした。アンコ待ちでステージを覆った巨大LEDにKISSとももいろクローバーZのロゴが交互に映し出され、両方のファンを煽り立てるという
苦笑い小粋な演出がなされたわけですが、ももクロファンの盛り上がりがすごかったですね。いったいどこから湧き出て来たんだってくらいのサイリウムの数でした。いや、あれはサイリウムなんてものじゃないか。
で、アンコールは例のコラボ曲も含めてさくっと2曲ほど共演して終演。ももクロの曲はなかったしそもそも一言もしゃべらなかったし、KISSファンサイドから見てもラストの曲までももクロ踊ってて最後のあいさつまで一緒にいるし、これはどうなんでしょう。どちらのファンにとってもモヤッとする終わり方だったんじゃないかと思います。
個人的にも、ももクロもうちょっと演ってもよかったと思います。ぶっちゃけ前座でもよかったし、途中に出すなら、今回の日本ツアーはアンコールは1回のみで3曲ほどだったようなので、その前にもう1つアンコールパートを追加し、ここでももクロ1,2曲+コラボ曲なら割と納得性があったように思います。そんでそのあとに本来のアンコールをやれば良かったんじゃないかなあと。
だいたいそんな感じです。お疲れ様でした。