最終改訂:2014/7/23
旧名称は東京スタジアム。しかし完成後まもなくネーミングライツ売却によって現在の呼称に変わったため、「東京スタジアム」と呼ばれていた期間は非常に短い。平成13年3月に開業し、平成15年3月に改称したので「東京スタジアム」と呼ばれていたのは実質2年間である。この会場名が入ったチケットはある意味プレミアのような気がする。
開催日 | 公演名 |
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2008/5/3-4 | hide memorial summit (サッカー前日の開催で反発が起きる) |
2005/8/20-21 | a-nation '05 (味の素スタジアムでの初のa-nation) |
2003/7/26-28 | SMAP (味の素スタジアムとしての最初の公演) |
2002/11/1-3 | SMAP (東京スタジアムとしての最後の公演) |
2002/7/27-28 | 浜崎あゆみ (初の女性アーティスト公演) |
2001/7/28-29 | GLAY (初のコンサート開催) |
最寄り駅は京王線飛田給駅。普段は特急通過駅だが、コンサートなどの大イベントの時は臨時停車する。新宿駅から特急を使えば約17分で到着することができ、同等の規模の日産スタジアムと比べると首都圏からの交通の便は良いといえる。ただし、京王線しか使えないため、それ以外の路線ユーザは乗換案内をしっかり確認しておくべきだろう。
駅から会場までは一本道で迷うこともほとんどないと思われるが、駅からはかなり歩くので、ぎりぎりに到着するのでは絶対間に合わない。駅から会場までの道は観客で大混雑になるため、遅くとも開演30分前には駅に到着しておくようにしたい。
駅からまっすぐ行った場合、メインスタンドの正面から入場することになる。自分の席がバックスタンドなど、入り口から遠いと思われる場合は早めに入場したほうが良いだろう。
駅から会場までの間にはコンビニも数件あり、またファミレスもある。コンビニは会場目の前にもあるため、結構買い物はしやすいだろう。ただイベントのある日は死ぬほど混雑するので、買って来るに越したことはない。
また、イベントの日はファミレスの駐車場料金がぼったくり価格になるので注意したほうが良い。一度しか見たことはないが、1時間で1500円くらい取られたような気がする。
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アリーナ、下層スタンド、上層スタンドの3種類である。全体の眺めとしては下のような感じになる。
やむをえないことではあるが、ステージ上の人は後ろからでは豆粒にしか見えない。
よほど倍率の高い双眼鏡をもっているのでなければ、ビジョンを見ている方がよいだろう。
また、野外会場になるので、アリーナ席やスタンド前方の席では雨が降ると濡れてしまう。
傘の使用は禁止なので、雨ガッパを持参する必要がある。雨の時に会場周辺で売られるカッパは500円もするので、
100円ショップであらかじめ買っておくべきだろう。これはこの会場に限ったことではなく、野外会場全てに言えることである。
ただ、この会場は屋根がかなり広く、上層スタンドなら多少の雨ならほぼ濡れずにすむだろう。下層スタンドでもよほど前の方でなければ大丈夫と考えてよい。しかし風があれば雨は降り込んでくるため、上層・下層ともに後ろの方の席でなければ雨ガッパの用意はしておくにこしたことはない。
詳細な座席表も用意したが、特にアリーナ席は毎回微妙に異なるのであくまで参考程度にしてほしい。
ここのアリーナはスタジアムだけあってびっしり席で埋め尽くされる。 球場のように不自然な四角形ではないので、席がきれいに配置できるのだ。 そのため、後ろの方は当然見にくい。というか見えないと言ってもよいであろう。 おおよそ下のような配置になるので、Dより後ろだったら処分してスタンドを買った方がいいかもしれない。
上の図はあくまで例であるが、ここから大きい変更は考えにくい。多少数字の大小はあっても、自分のブロックのおおまかな位置はわかるだろう。
縦は9〜10ブロックに分割される。Iブロックが数字の1と間違えやすいので、イベンターによってはIブロックをとばすことがある。そうなると、上の図のIブロックがJブロックになり、最後方はKブロックになる。
横は17または18ブロックに分割されるのがほとんどであるようだ。会場の形が決まっている以上、ここからあまりにも変形したパターンは考えにくいので、おおよそ8〜11ブロックあたりならば中央だと考えて良いだろう。
上の写真は実際のアリーナ席。前の方は小さすぎて書き込めなかったので後方だけブロック名を載せてあるが、前方もブロックの番号は全く同じなので分かるだろう。
なお、アリーナ席全体の広さについては、以下の記事もあわせてご覧いただけるとよりわかりやすいと思う。
スタンド席は、スタジアムの長い辺が「メインスタンド」と「バックスタンド」、短い辺が「北スタンド」と「南スタンド」と名付けられている。「バックスタンド」は一見バックステージ席と勘違いしてしまいそうだが、ステージの後ろというわけではないので注意してほしい。
単にサッカーではメインスタンドの対面がバックスタンドという名称になるので、それがそのまま使われているだけである。
さらに、それぞれのスタンドは1階・2階に分かれているが、この会場ではスタンド1階・スタンド2階という言い方はせず、上層スタンド・下層スタンドと呼称する。だいたい想像がつくと思うが、通常でいうところのスタンド1階が下層スタンドのことであり、スタンド2階にあたるところが上層スタンドと呼ばれる。
ステージは一般的には南スタンド側に作られるので、北スタンドがステージ正面となり、メインスタンドがステージ向かって上手、バックスタンドが下手になる。
北スタンドは下のような感じになる。ここまでステージから遠ければどの席でも大差ないだろう。
また、北スタンドの上にはサッカーなどで使用するための巨大ビジョンがある。このビジョンをライブでも使ってくれると遠くからでも大変見やすいのだが、一番ビジョンが必要なはずの北スタンドの人はビジョンの真下になるため見ることができない。いやがらせかと思うような配置である。
それぞれのスタンドからのだいたいの眺めは以下のような感じである。
持ち込みは可能。客席内での飲食も注意されない。問題ないだろう。そもそも会場内に売店があるので特に困ることはないと思う。
ただし、アリーナでの飲食は禁止のようである。係員の指示に従ってほしい。
野外なので問題なく使える。
場外でのみ行われているようである。
どうしても足りないのは自明である。開演中に行くか、前もって外で済ませておくべきである。開演前やアンコール待ちの時に行くのは事実上不可能。
上の写真の場所が車椅子席。スタンド座席表にあてはめるならば、「下層メインスタンドM11列25番〜155番」の辺りになる。ちなみにBOX席をはさんでステージ寄りにも車椅子スペースがあるが、ステージに近すぎて見切れる可能性があるため、そちらを使うことがあるのかは不明。
なお、アリーナ席を持っていた場合もここに案内されるのかどうかは分からない。
他の巨大会場と同様、終演後は、死ぬほど混雑する。カーテンコールのうちに抜け出してしまうのが正解だろう。
終演後はまず間違いなく規制退場がかかるので、早く帰りたければコンサートが全部終わる前に抜けなくてはならない。
規制にひっかかると、最悪で1時間近くも会場内で待たされることになる。特にアリーナ前方の人は、名残惜しいだろうが最後の曲を歌い終わったらまだカーテンコールが残っていても席を立ったほうがいいだろう。
それより、この会場では交通機関の混雑のほうが重要である。最寄り駅がひとつしかないので、駅も尋常でない混雑となり、入場規制がかかる場合もある。駅に入れないなどという事態になると目も当てられないが、そうでなくても、座って帰りたいならばかなり早めの行動が必要だろう。
客席数 | 上層スタンド20,600席、下層スタンド29,370席 合計49,970席(アリーナ席除く) |
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所在地 | 東京都調布市西町376−3 |
電話 | 0424-40-0555 |
オフィシャルサイト | http://www.ajinomotostadium.com/ |