Kアリーナ横浜

初回作成:

 2023年9月に完成した、横浜圏では最大のアリーナ会場。旧来の体育館型ではなく、扇形でどこからでもステージが見やすい設計になっている。

1. アクセス

 最寄りはみなとみらい線 新高島駅ということになっているが、横浜駅からでも全然歩ける距離である。横浜から歩道の整備も進んでおり、そもそも徒歩でのアクセスは想定されている。
 横浜駅から歩く場合、東口を出る⇒そごうとスカイビルの間の階段からみなとみらい方面に向かう⇒日産ショールームを抜ける と覚えておけば、あとはだいたい人の流れに乗っていけばよい。  アンパンマンミュージアムを知っていれば、そのとなりだと理解していれば迷うことはないだろう。

2. 座席

 扇形の会場であるため、極端に見えにくい席のようなものはない。
 レベル1がいわゆるアリーナ席であり、レベル3=1階スタンド、レベル5=2階スタンド、レベル7=3階スタンド という呼び方になっている。レベル7は全体をシャッターで覆うことができ、動員が少なくても空席が見えないようにもできる。

 全体の座席表は下記の通り。

(1) レベル1

 アリーナはパイプ椅子なので、公演によって配置は変わるが、公式座席表だと左右に140席、前後に34列まであることになっている。


アリーナ席の全体。

(2) レベル3

 いわゆる1階スタンド。
 前方ならステージとの高度差もあまりなく、かなり近い印象を受けるが、後方だと天井が視界に入ってしまう。


上手側 12列目から見たステージ

上手側 29列目から見たステージ

 レベル3は29列目まであるが、1列目から11列目まではアリーナ後方の引き出し式になっているため、使うかどうかは公演によって異なる。この引き出し席を使わない場合、レベル3は12列目が最前列となる。
 公演によっては一部だけ引き出して使うこともあるため、実際にどうなっているかは会場に入ってみないとわからない。


中央部分のうち、真ん中のブロックだけ使用していない。機材スペースとして使用されている

左右だけ引き出し席を使用している状態。中央部分全体が格納されたままになっている

(3) レベル5

 いわゆる2階スタンド。高さがあるので多少距離は感じるが、見やすさは問題ないだろう。


下手側 11列目から見たステージ

(4) レベル7

 いわゆる3階スタンド。構造上、このレベル全体を閉鎖することもできる。
 ステージまでの距離は遠いが、天井付近にモニターが設置されているので中途半端な席よりは楽しめるかも。


中央ブロック最後列から見たステージ。天井付近にモニターがある

 レベル7は前述のとおり座席全体を閉鎖することができる構造になっており、この状態だと一見ガラガラには見えない。


レベル7全体にシャッターが下りている。知らなければ最初からこういうものだと思ってしまうだろう

(5) その他

(a) 売店等

 レベル7のロビー部分にはバーが設置されている。開演までの時間つぶしにはよいが、だいたいいつも混んでいる。


レベル7のバー

 バー以外にも会場内には飲み物を売っている売店がたくさんある。ただし金額はライブハウスなどと同様に500円〜600円(2024年現在)とかなり高い。


会場内の売店
(b) 座席

 スタンド席の椅子はこういった会場では一般的なもの。ドリンクホルダーもついている。


スタンド席の椅子
(c) 終演後

 この会場は、2万人が一斉に退場することによる一般道の混雑を避けるためか、退場時に敷地内の導線を制限することが多い。そのため敷地から出てしまえば駅まで比較的スムーズに向かえるが、敷地から出るまでが非常に時間がかかる。タイミングが悪いと敷地から出るまでに30分以上かかることもあるようだ。
 早く帰りたい場合は、名残惜しいかもしれないが、最後の曲の途中で退場するくらいの思い切りが必要だろう。

3. 周辺情報

 横浜駅から会場までの間にはコンビニなどはまったくない。飲み物などは横浜駅で買ってくることをお勧めする。

4. 公式情報

客席数20,033席
所在地〒220-8507 横浜市西区みなとみらい6-2-14
オフィシャルサイトhttps://k-arena.com/