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普段は展示会場などとして使われるスペースである。昔は9-11ホールに比べてライブでの利用頻度は低かったが、2010年代に入って開催数が増えているようである。
最寄り駅はJR京葉線の海浜幕張駅だが、ここは9-11ホールよりもさらに遠く、駅から歩いて20分くらいは見ておくべきである。
1〜8ホールは上の地図にあるように区切られている。間の壁はぶち抜けるが、3と4の間、6と7の間には通路があるため、これをまたいで一つのライブスペースとすることは物理的に出来ない。つまり最大でも3ホール分までしか広げられないということである(公式に3ホール以上で発表(例:1-5ホール等)される場合があるが、物販スペース等を含んでいる場合が多く、ライブスペースとしては3ホール分が限界である)。したがって、自然とホールの割り方は決まってくるだろう。
なお、毎年恒例となってきている「COUNTDOWN JAPAN」は1〜8のすべてのホールをぶち抜いて行われるが、ステージ配置などは公式サイトで公開されるので、そちらを参照してほしい。
全体の広さのイメージは下図のとおり。寸法は公式サイトには載っていなかったが、千葉県のサイトに置いてあったパンフレットに書かれていたので、それを使っている。
広さのイメージについては、以下の記事もあわせてご覧いただけるとよりわかりやすいと思う。
以下ではこれまでに開催されたライブの例を挙げているが、見ていただければ分かると思うが定型と呼べるようなパターンは存在していない。毎回異なるものと思っておくほうがよいだろう。
なお、複数ステージを交代で使うようなフェス形式の開催は、もっと毎回異なるのでここでは掲載しない。そういったイベントはほぼ確実に公式でステージ配置が発表されるので、公式情報を確認されたい。
1-8ホールのうちどこを会場とするかはイベントによって異なるが、すべて同じ作りのホールなので、実際に開催されたホール別に解説しても意味がないのでそれは行わない。
以下では、そのような考え方ではなく、3ホールぶち抜いたパターン、2ホールのパターン、1ホールだけのパターンの3種類に分類して解説する。
連続する3ホールをぶち抜いて会場として使うパターンで、この会場では最大のスペースの取り方となる。柱が中心から均等な位置にあるため、センターステージでの開催事例も多い。
以下では、エンドステージとセンターステージで分類してまとめてみた。
ステージが会場の端になるため、後方からはかなり遠い。壁から壁までで180mあるので、後ろのほうは東京ドームのアリーナ(縦方向で約140m)よりもさらに遠いということになる。基本的にステージを見るのは難しいと考えたほうがよいだろう。
客席からステージがどのように見えるかは、下記リンク先にまとめているのでご参照いただきたい。
他の事例は以下のとおり。オールスタンディングの場合は柱が邪魔な場所は自分の判断で避けることができるが、指定席の場合は柱の後ろの席になってしまうと最悪である。柱の後ろにイスを並べない場合もあるが、そうでなければ運が悪かったと諦め、ビジョンを見るしかない。
ステージが中央になるので、エンドステージよりはステージが近くなる。座席配置によっては柱が邪魔な場所も出てくるだろうが、基本的にはこの会場において最高(というか、一番マシ)な配置といえるだろう。
連続する3ホールのうち2ホールを会場として使うパターン。この場合、隣接する1ホールを物販スペースなどとして使う例が多い。
こちらもエンドステージとセンターステージの例がそれぞれあるので、分けてまとめる。
3ホール型よりは狭くなるが、それでも壁から壁までの距離は120mと、東京ドームよりやや狭い程度。
3ホール型の場合よりもさらにステージが近くなる。客には優しい配置といえる。
1ホールで開催される事例はあまり多くない。動員がそこまで見込めないためだろうか。
この方式だと会場を縦長に使うため、ほかのパターンとは雰囲気が少し違う。
下はこのときの最後方から見たステージ。
他の事例は以下のとおり。
なお、上記の最終更新日は本ページの最終更新日です。幕張メッセ 国際展示場ホールの解説全体の最終更新日ではありませんのでご承知おきください。
また、幕張イベントホールとは違う会場ですので、ご注意ください。