中野サンプラザホール

最終改訂:2012/06/08

 渋谷公会堂やNHKホールに比べると知名度も利用率も落ちるが、2000人級のキャパを持つ立派なホールである。いわゆるJ-POPのコンサートはそれほど多くなく、上記の会場に比べると演歌やヴィジュアル系、アイドルのコンサートが比較的多い。複合施設であり、ホールだけではなくホテルや結婚式場、ボーリング場なども入っている。
 また、歌手のサンプラザ中野くん(爆風スランプのボーカル)の芸名の由来になった会場でもある。

1. アクセス

 JR総武線、東京メトロ東西線の中野駅の目の前である。都内では駅からの距離が近い会場ベスト5には入るだろう。ホールに限れば有楽町駅から行く東京国際フォーラム並みに近い。

2.買い物

 駅から近いうえ、会場の近くにはコンビニなどもある。また秋葉原・池袋と並ぶオタクの聖地、中野ブロードウェイも目の前にあるので、そっちの趣味の人はそれだけでも楽しめるし、そうでなくても駅とブロードウェイを結ぶ商店街には飲食店もたくさんあるので食事などに困ることはないだろう。

 飲食店を調べる → ぐるなび  ホットペッパー  食べログで中野駅周辺を調べる


3.座席解説

 ごく一般的なつくりのホールである。公式サイトにも座席表はあるが、スマホ等で手軽に見られるよう、下記に公式の座席表を画像ファイル化したものを用意しておくので、公式とあわせて参考にしてもらえればと思う。

 まずは座席表を見ていただき、そのうえで実際の眺めなどについては以下の説明を参考にしてほしい。

(1) 1階席

 1階席は32列まであり、前後に2分割されている。後ろ半分は13列から始まるため、13列目の人は前を人がよく通過することになり、ライブに集中できないかもしれない。
 また、前半分は左右の席はステージを向いて斜めに配置されているが、後ろ半分はすべての席が正面を向いている。実際にはあまり関係ないが、一応知っておいていい情報だろう。

 ホールなのでご多分にもれず1階後方は2階席がかぶってくるが、下の写真のとおり、ほとんど気にならないレベルなので問題ないだろう。


1階上手最後列から見たステージ。

 この会場独特の注意事項としては、1階1列は最前列ではない可能性が高いということである。どういうことかというと、公式の座席表には1列目の前に可動席というのがあるが、コンサートの場合はこの席が設置されていることが多いため、1列目の前にさらに席が存在するのである。
 この場合、可動席は「0列**番」と表記されることが多い。可動席は最大4列あるが、すべて0列であり、席番号は通し番号になっている。公式座席表を見れば分かるが、1番〜26番が最前列で、以降の各列は27〜48番、49〜68番、69〜84番と続く。したがってこの場合、チケットの表記が1列となっていても実質は5列目となるので注意してほしい。
 なお、下の写真を見ていただければ分かると思うが、0列はステージの目の前の部分にしかないため、ステージの左右ぎりぎりのところは1列が最前列となる。


1階席ステージ前の席配置イメージ。

(2) 2階席

 2階席は12列まである。ほかの有名なホールと違い、左右の前方が張り出していたりはせず、完全に長方形の座席となっている。したがって席番号が何番であれ、1列は必ず最前列となる。
 左右は49番まで存在するので、単純に、12列×49席の席配置だと考えていれば間違いない。


2階下手最後列から見たステージ。

4. 公式情報

客席数2,222席(1階:1,670席、2階:552席)
所在地東京都中野区中野4-1-1
電話03-3388-2893
オフィシャルサイトhttp://www.sunplaza.jp/