あけましておめでとうございます。2004年も終わり、2005年になりました。今年はどんなライブに行けるのかなあ。
新しい年を迎えるにあたって、まずは2004年を振り返り、僕の中でのベストライブとワーストライブを決めてみようと思います。
多分に主観が含まれていますが、これを読んでちょっと観てみようかな?という気になってくれた人が一人でもいれば幸いです。
まずは2004年に観たライブのベスト10から!
とりあえず行ってみたら予想以上によかったアーティストその1。アコギ1本であれだけの表情をだせるのは凄いと思いました。また、この日は本人がとても楽しそうに演奏しているのが印象に残っていて、観ていてとてもいい気持ちになったのも高い評価の理由です。バンドではここまでの味を出せるのかわかりませんが、期待しているので今年も機会があればぜひ行ってみたいと思います。
矢井田瞳のボーカルとあの独特のメロディーを野外で聴くというのは他では味わえない感動があります。ましてやこの日は5月の末ということで暑すぎず涼しすぎず、絶妙の初夏の空気の中でライブを観ていた記憶があり、歌だけでなくその空気も評価に入れて9位としました。
ビジュアル系のライブでこれほど楽しかったのは久しぶりです。初めて行ったDir en greyの横浜アリーナ以来でしょうか。始まった直後からもう会場の空気がいつもと違いました。Pierrotに限らず、ビジュアル系はライブによってかなり波があるので次もこれほど良いライブが観られるという保証は全くありませんが、とにかくこの日は良かったです。
女性アーティストで僕が一番好きな人です。歌の良さもさることながら、関西人ということもあるんでしょうけど客を楽しませようという精神がライブのそこら中に溢れています。MCの一言一言からお客さんに楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきて、とても楽しい時間を過ごせました。aikoのライブはいつもいい気持ちになって帰れるので、皆さんにもぜひお勧めしたいです。
予想以上に良かったアーティストその2。ただのアイドルだと思っていたら全然違いました。ボーカルもいいですが、ギターが本当にロック小僧という感じで楽しそうでした。やっぱり楽しそうにやっているのを見ているとこっちも楽しくなります。夏のavexイベントは同じバンドとは思えないほどに酷い出来だったので、このバンドも波があるんでしょうか。次見る時は武道館と同じくらいの最高のステージを期待しています。
予想以上に良かったアーティストその3。一度人気が落ちてまた復活してきたので、その間に本当の実力がついたのではないでしょうか。ただ馬鹿騒ぎして楽しいというのではなく、どうやったらお客さんが楽しむか良く知っていて、それをしっかり実行しているという感じがしました。年末のイベントでもゆず目当てのお客さんをしっかり盛り上げていましたし、もうライブバンドとしての実力はかなり高いと言っていいでしょう。次もぜひ見たいです。
このライブは全体的にしっとりした感じで、ランクインした他のライブとは違って感動するライブでした。高校生の頃はなんとなく聞いていただけの歌詞でしたが、この年になって改めて生で聞くと、当時より経験を積んだ分全く違った受け取り方ができました。ライブで泣きそうになるなんてめったにないことですが、この日ばかりは泣きそうになりました。
選曲がシングル中心で、あまり曲を知らない僕でも楽しめたことも今年のベストライブに数えた一因です。
氣志團ほどエンターテイメントなステージを繰り広げるバンドもいないでしょう。彼らのステージはどうやったらお客さんが楽しんで帰ってくれるか、その一点に尽きると思います。そしてそれが見事にはまったのがこの日でした。
今年は氣志團に4回行きましたが、この日が一番良かったです。MCもだれすぎない程度に長く、面白かったです。氣志團は解散しそうなので次回があるかわかりませんが、もしあればこの日のようなステージを期待します。
BOOWYの曲たちを聴けたことで文句なく僕の中で高い評価になりました。伝説のバンドを、完全な形ではないとはいえ同じボーカル、同じ場所で体感できたことは、ライブの良い悪いを越えて感動しました。たぶんこのライブは僕の全ライブの中でも忘れられないライブになるでしょう。
結局1位は一番好きなバンドになってしまいました。客観的な評価を心がけているくせにそりゃないだろ!とは自分でも思いますが、勘弁してください。
この日は野外でめちゃめちゃ気持ちよく聴けたこと、選曲が好きな曲目白押しでもの凄く嬉しかったこと、ヘリコプターのせいで曲が絶妙なタイミングで中断されたことなど、ステージの評価というより僕の思い出として1位にさせていただきました。
でもALFEEは曲もいろんなバリエーションがあって飽きないですし、3人ともしゃべりが面白いので曲をあまり知らない人でも楽しめると思います。星空のディスタンスやメリーアンしか知らなくてもけっこう楽しめますよ。この日が良かったと言うより、お勧めしたいアーティストの1位です。
2004年ベストライブ | |||
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1 | THE ALFEE | 8/14 | 横浜ハンマーヘッドパーク |
2 | 氷室京介 | 8/22 | 東京ドーム |
3 | 氣志團 | 7/24 | 代々木第一体育館 |
4 | Mr.Chlidren | 9/11 | 横浜国際総合競技場 |
5 | ウルフルズ | 4/24 | 日本武道館 |
6 | Do As Infinity | 1/31 | 日本武道館 |
7 | aiko | 4/27 | 日本武道館 |
8 | Pierrot | 8/26 | 日本武道館 |
9 | 矢井田瞳 | 5/29 | 日比谷野外大音楽堂 |
10 | 斉藤和義 | 11/26 | 日本武道館 |
さて、続いてワーストライブです。まあそこまでひどいライブなんてめったにないんですが、それぞれ違う観点から3つのライブをワーストライブとして挙げたいと思います。
何が悪いって、武道館を舐めきったその態度です。2階席しか使っていないのに武道館でライブをやったと言ったって、誰がそんなもん認めるかって話ですよ。ビジュアルとかパフォーマンスもhideのパクリにしか見えなかったです。少なくとも僕には。ロックの反骨精神と身の程知らずなのとは雲泥の差がありますよ。もう一度ライヴハウスから出直してきてください。
まずアーティスト自身、歌、踊り、トーク全てが他のアーティストと比べて格段に落ちます。ヲタがつかなければ到底売れるレベルではないです。これが「芸能」か?学芸会見てるんじゃないぞ。
しかし、それよりひどいのはファンの方です。ていうかヲタ。これが正常だと思っているんですか?もう少し現実を見てください。一般人が見たら間違いなく引くような現状では、アーティストの足を引っ張っているとしか言いようがありません。
上二つとはちょっと違う観点ですが、その名前に対してあまりにも情けないステージだったのでワーストライブとさせていただきました。声は出てない、歌詞は飛ばす、「宇多田ヒカル」の名前に恥ずかしいとは思いませんか?世界の宇多田を見に来た客はがっかりですよ。アメリカでは思いっきりコケたようですが、このステージを見る限りでは当然です。客をバカにするのもたいがいにしてください。
2004年ワーストライブ | ||
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雅-miyavi- | 8/31 | 日本武道館 |
メロン記念日 | 12/12 | 渋谷公会堂 |
宇多田ヒカル | 2/3 | 日本武道館 |
ファンの方は納得行かない評価もあるでしょうが、僕の個人的な評価ということで勘弁してください。
最後になりますが、今年もよろしくお願い致します( ・ω・)ノ