2012/12/25 - DIR EN GREY
こんばんわ。LUNA SEAの
大阪城ホール公演のセットリストが予想以上にZeppから変化がなく、武道館への期待値が急降下している中の人です。と言っても安いだろうからどうせ行くんですけど、ワクワク度は低いです。
さて、それはそれとして、DIR EN GREY@東京国際フォーラムに行ってきました。
今回のツアー、ライブハウス公演は観られなかったのでこのファイナルが初参加です。
毎回言っていますが、DIRはただひたすらストイックに曲を演奏し続けるライブなので、MCとか面白いハプニングなんかは一切なく、音楽的なことはよく分からない僕には非常にレポが難しいです。そうでなくてもDIRは爆音すぎて個々の楽器の音がよくわからないですしね。
それでも演出に関しては、映像を最大限に利用して世界観を見事に再現していたと思います。特にライブ前半は京の立ち位置を薄い円筒状のカーテンで覆い、カーテン(及びステージ背景)への映像投影と背後からのスポットによる京自身のシルエット投影を効果的に使い分け、DIRならではの雰囲気を作り出していました。
また、このホールは広いのでステージの両側にさらに壁があるのですが、曲によってはそこにも映像を投影し、会場をフルに使った見事な演出だったと思います。
京の動き(シルエットとしての動きや、カメラを使った演出)を除いてはメンバーは演奏に専念しており、単なるコンサートではなく、音楽と映像と京とで構成される壮大なショウを観ているような気がしました。ショウと言ってもミュージカルやジャニーズのコンサートのようなエンターテイメントではなく、美と狂気が交錯する前衛的(変態的?)アートとでも言ったほうがいいようなステージでした。
あと、「蜜と唾」は歌詞が投影されながらの演奏でした。僕は「罪と規制」も含め歌詞を全く読んでいなかったので、曲を聴いただけでは当然のように何を言っているかわからず、今日初めて歌詞を知りました。あんなに厨二っぽい単語の羅列だったとはびっくりです。
セットリストについて言うと、このツアーはシンフォニックバージョンがあるバージョンとないバージョンの2パターンが用意され、そのいずれかをベースに多少日ごとにアレンジしたセットリストが披露されてきましたが、このファイナルはその2つをミックスしたようなセットリストでした。
さらにアンコール2曲目の日替わり曲のところでは、このツアー初の「ain't afraid to die」が登場しました。それ自体はすごく良かったのですが、映像があまりにも曲と合っていなくて、そっちがどうにも気になり曲に集中できなかったのが残念です。あれはチベット紛争かなんかの映像でしょうか?なんにせよ、この曲に戦争の映像は合わないと思います。
ライブの最後は、京からの
「今年は、心配かけました。また、来年。」
という一言で締められました。京らしくてとても良かったです。
そして最後の最後、メンバーが全員はけた後にスクリーンでミニアルバムのリリースとツアーが予告されました。アルバムのほうは
公式サイトで2013/4/3リリースと出ていますが、ツアーは「SPRING TOUR」とだけ告知されており、具体的な日程は未発表です。なんにしても、期待して待ちたいと思います。
今日のセットリストは
こちらです。
さて僕も今年のライブは今日で終わりです。ブログの更新はなんかネタがあればするかもしれませんが、しないかもしれないのでここで挨拶しておきます。
今年もこのサイトをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。なお、喪中につき、Twitter等での新年のご挨拶はご遠慮申し上げます。
それでは、よいお年を。