2015/6/27 - ルナフェスがもっと評価されるべき5つの理由

 こんばんわ、中の人です。


 今日のタイトルは「ホッテントリメーカー」さんで作らせてもらいました。
 なんでそんなことをしたかというと、「●●に絶対必要な3つのこと」みたいなブログ記事、よく見かける割に中を見てみるとペラッペラな糞記事が多くて腹立たしいので、あえてそういうタイトルを付けたうえ「一切タイトルと関係ない記事を書く」ことでそういう記事に嫌がらせしてみたかったからです。真面目なブロガー( )の皆様ごめんね。フヒヒ。


 なので、タイトルにあるような理由など1つも書いてありません!!ただのいつものライヴレポです。そこんとこよろしくお願いします。




 さて、海浜幕張駅や会場は激混みでしたが、その混雑っぷりはTwitterで大量に流れていましたので特に触れません。


 ただ、9-11ホールで「次世代ワールドホビーフェア」をやっていたようで、海浜幕張駅では小さい子供を連れた大人の途方に暮れた顔が印象的でした。2イベント同時開催はそりゃこうなりますよね。


 リストバンド交換も長蛇の列のようでしたが、僕が会場についた10時半頃には普通に流れていたので、見た目の人数の割にはサクサク進んでましたね。10分もかからなかったと思います。


 もうひとつ会場外の話ですが、たぶん通った人全員失笑したと思いますが、この傘置場ですよ。99%ビニ傘のこの山から自分の傘見つけられる人はいるんでしょうか。帰りは雨降ってなかったから、これほとんど置いて行かれてゴミになっただろうと思います。リサイクルリサイクル。





 そんな傘置場を過ぎまして、入場はフードと物販エリアからだったので、嫌でもそのエリアを通って行くことになるわけです。そしたら物販エリアに「X JAPANは別」って案内あるんでさすがだと思ったんですが、




 この有様↓ですよ。苦笑するしかなかったです。時間によっては混んでいたのかもしれませんが・・・いや、混んでいたのだと思います。思いたいです。




 さてここからライヴの話です。さらっと流して行きますね。
前説
 オープニングアクトの前に前説です。MCのDJ BOO登場。いきなりテンションMAXでこのイベントのすばらしさを説いて去っていきました。
LUNACY
 オープニングアクトですね。持ち時間も15分と短かったので3曲だけでした。


 東京ドームの前例があるので、みんなどんな格好で出てくるのかと若干気になっていたところ、INORANが予想の斜め上を行くhydeコス(にしか見えなかった)で出てきたのでもうほかのメンバーはどうでもよくなってしまいました。このhydeね。




[追記] 実際のINORANがどうだったかは、BARKSの記事を参照ください。

9mm Parabellum Bullet
 好きなバンドです。楽しみにしてました。暴れまくるクレイジーなステージングがいいですよねー。(感想それだけですみません)


 途中でJが1曲参加してひとしきり暴れて行きましたが、Jが曲の頭でエビぞりジャンプをキメたことは触れておかないといけないと思ったので書いておきます。LUNA SEAだとあんまり見ないですよね。ソロだとやってるのかな?
the telephones
 初見でした。ダンス系なんですね。


 サカナクションとかそっち系なんだけど、もうちょっとハードな感じとでも言えばいいでしょうか。
TOKYO YANKEES
 ・・・いや確かに、LUNA SEAのキャリアを語る上では欠かせないバンドではありますが、動員力という点では他のバンドに比ぶべくもありません。客の休憩タイムっぷりが凄くて、何この公開処刑?って感じがもう・・・。


 しかもラストの曲でゲストとしてPATAを呼び込んだとたんに後方で座り込んでた客が一気に流れ込んで、これまた露骨感がすごくて泣けてきました(泣いたとは言ってない)
coldrain
 大変申し訳ございませんが休憩しておりました。


 聴こえてきた曲は、雰囲気的には「凛として時雨」みたいなものを若干感じましたが、あっちほど切り裂き感がなかったので僕的にはそれほど。
LADIES ROOM
 基本的に東京ヤンキースと同じなのですが、ほとんどの客が次のSIAM SHADEに備えてMOON STAGEにスタンバってたので、終わった後の大移動はそこまではなかったんじゃないでしょうか。


 ゲストでRYUICHIが登場し「酒と泪と男と女」をデュエットして去っていきました。
SIAM SHADE
 初見でしたが、カッコイイの一言に尽きると思いました。他に言葉が思いつかない。


 曲は1/3も知らないっていうか、まああの曲しか知らなかったわけですけど。


 ここのゲストは真矢、まあSIAMの淳士が真矢の元ローディーというのは有名な話ですから当然です。
 「あの有名な曲をぜひ聞きたい!」というフリからHIDEKIのマイクを奪って出だしを歌うという、謎のパフォーマンスを見せてくれました。曲自体はそのあと仕切りなおしましたけどね。


 しかし、真矢って意外と歌うまいんですね。椎名へきるのアレは聞いたことないんですが、実はそれなりに歌えるんですね。


 で、SIAM自体は上にも書いたようにカッコイイんですが、どことなくバラバラというか、メンバー全員が職人ばりに自分のパートに徹しているというような印象を受けました。全員が上手い上にメンバー同士の絡みがほとんどなかったからそう思ったのかもしれません。
Las Vegas
 このイベント最年少の27歳だそうです。若いねー。


 coldrainなんかと同じジャンルなんでしょうか、あまり詳しくないんですが。キャーキャーうるさい人とデスボイス&ラップ担当というツインボーカルは、マキシマム ザ ホルモンみたいで嫌いじゃないです。


 客席に飛び込み、客に支えてもらって立ち上がって歌うって、ファンとの絶対的な信頼関係がなければできないことで凄いと思いました。一人でも手を抜く下の人がいたり、後ろから突っ込んで来る奴がいたりしたらそこで潰れてしまいますからね。
DIR EN GREY
 まずDIRの前にDJ BOOのMCタイムがあったんですが、DIRのサウンドチェックが爆音すぎてMCが何も聞こえないという悲惨な状態でした。ちょっとかわいそう。


 ライヴのほうはまあいつも通りですかね。フェスでもこんな感じなんですね。


 Toshiyaのベースをずいぶん何度もアップで映すなぁと思っていたら、ベースに「Wake Up, Mother Fucker!」のペイント(手書きかな?)があったんですね。さすがToshiya、DIRのワンマンライヴで普通に胸に「Time has come」と書いて出てきたくらいのSLAVE(Jスレ)は違いますね!


 ゲストはSUGIZOで、「空谷の跫音」でバイオリンを弾いていきました。DIRはゲストなんて入れる雰囲気じゃないだろうと思っていましたが、これなら確かにそこまで違和感はなかったです。でも京による紹介とかは一切なくて、そこはさすがだと思いました(いい意味で)。
DEAD END
 明日のデランジェもそうですが、この位置での先輩バンド(だけど動員はそれほどでもない)の出演はきっついですねー。大半の人が次のX JAPAN目当てでMOON STAGEに詰めてましたから。


 ゲストはRYUICHIとSUGIZOが来ましたが、SUGIZOは前のDIRでも出たし、次のXからは出ずっぱりになることを考えると、よくここに出たなぁと思いました。周りの人も同じようなこと言ってましたが。


 で、結局INORANは一度も他バンドのステージには出ませんでしたね(僕が寝てる間に出たりしてなければ)。
X JAPAN
 ここまで定刻通りで進んでいましたが、ここでスケジュール崩壊です。開始の時点で10分押し、終わりは当初予定から20分ほど押しまして、18:35終わりの予定が19時近かったです。


 さてYOSHIKIのTwitterで予告されてた新曲は、ちゃんと演奏されるわけではなくてなぜか公開レコーディングという扱いになったようで、客のコーラスをCDに入れるとかYOSHIKIが言い出してコーラスを何度もやらされました。
 といっても10分くらいでしたが、どうやら本気で録音されたっぽいです。YOSHIKI「いつもこれくらい早いといいのにね!」TOSHI「俺も見習うぜ〜」のやり取りがあまり笑えませんでした(笑)←


 他にも、YOSHIKI「今日集まったみんな・・・LUNA SEAもXも・・・よろしくお願いします・・・DIRとか・・・」って、「いい話だったのに取ってつけたように『とか』って!」って苦笑いな場面もあったりしました。まあYOSHIKIは相変わらずだったということで。


 今回はHIDEとTAIJIの映像が出てきたり、「X」では久々のHIDE映像による「とべとべとべとべ!!」があったりして、結構泣かせてくる感じでした。


 そういえば、「X」ではLADIES ROOMのGeorgeがジャンプ担当でステージにいつの間にかいました。この時は別におかしなところはなかったですけどね(しゃべるところもなかったし)。詳細は後述。
LUNA SEA
 トリです。もともとイベント自体が20時終演予定だったところですが、Xが押した上にLUNA SEA自身も少し押して、始まったのは19:45くらいでした。もうだめだ。


 開演前、ドラムのチェックしてる人が髪の毛ピンクでずいぶん派手な人だなと思ったらSIAMの淳士で、サウンドチェックのレベルをはるかに超えたドラムソロを披露してくれ、これには客席も大盛り上がりでした。さすが真矢の元ローディー、こういう細かい演出がニクイですね。


 特筆すべきは2点ほど、まずは何はともあれ「ピンクスパイダー」ですね。これは泣かずにいられませんでした。hideサミのときの、TOSHIのヘッタクソな同曲に比べればぜんぜんしっかり歌えていて(当たり前ですが)変なところで気を取られることがなかったのは良かったです。ちょっと歌詞間違えてましたけどね。これは明日のGLAYも「MISERY」やるかな?


 そしてもう一つは「ROSIER」の盛大な歌詞間違い、というか歌詞飛ばしです。出だし全く歌えず、ちゃんと歌えたのはサビからでした。あとは開き直ってしまったようで、そのあともサビ以外は全く歌いませんでした。ひどいね。


 そしてフェスなのにアンコール、すでにこの時点で9時前です。早くしてよー、という心の叫びも届かず、まず(出れる人だけ)全員参加で「PRECIOUS...」が演奏されました。
 DIRとか出なそうだよなー、と思いましたが、DieとToshiyaはいたようですね。ビジョンにあまり映らなかったので正しいかどうか自信はないですが。
YOSHIKIはhideサミに引き続き、イエローハート持参での登場でした。でもあれ電源は入ってなかったよね←


 で、この後ですが、LUNA SEA以外全員はけたと思いきや、ベロンベロンに酔っぱらったGeorgeがステージ上でくだをまき始め、ただでさえ押してる上に呂律の回らない酔っ払いが同じ話を何度も繰り返すという最悪の展開に、もはや殺意しか湧きませんでした。時間に余裕があれば面白く見れたかもしれませんけど。


 ステージ上のメンバーからすれば大先輩だから無下に叩き出せなかったでしょうが、ほかの(たぶんLADIES ROOMの)メンバーが何度も連れ戻しに来ても払いのけて話を続けるという目も当てられない状態で、正直警備員に引きずり出してほしいレベルの醜態でした。助けて伊藤さーん!


 そんな感じでラスト「WISH」の途中で出てきました。最後までいたら駅も大混雑だろうし、家まで2時間以上かかるのに海浜幕張駅の入場規制なんかにひっかかったらたまりませんからね。


 個々の話は以上です。




 全体としてはそりゃまあ豪華なメンツですから楽しかったんですが、どうしても気になったことが一つ。


 カメラスタッフ、出演者のこと何も知らないですよね?


 結構序盤から、しゃべってる人を映さなかったり、ソロパートなのに全然関係ない人を映してたりしたのでなんとなくおかしいとは思っていたんですが、「X」の曲間のメンバーを呼ぶところでそのメンバーをすぐに映せなかったあたりで確信しました。
 そして主催のLUNA SEAですら「JESUS」のベースソロでJを映さない等の細かいミスを重ねたうえ、大きなビジョンを5分割してメンバー全員をそれぞれ映すところでなんとINORANがおらず、Jが二人いるという大失態。段取りの時点でJ担当が二人いるなんてことはあり得ないと思うので、「INORAN担当のカメラマンがJとINORANの区別がついていなかった」可能性があります。いくらなんでもひどい。
 アンコールの全員バンドでも歌ってる人を映さないとか、もうどうしようもない感じでした。


 まあでも不満はそれくらいで、HIDEがいっぱい出た今日のhideサミ、超楽しかったです。


 ってコラー!!!


[追記] 本日のセットリストはこちら。