2015/7/17 - 毎年恒例のイベントで毎回ドメインを変えるのは止めたほうが…(ハロパについて)

 こんばんわ、中の人です。当面ライブの予定がありません。


 幕張メッセ 国際展示場ホールの会場解説の改版作業に際しまして、VAMPS主催で恒例イベントとなっているHALLOWEEN PARTY(ハロパ)の座席を調べていたんですが、これ公式サイトが年ごとに作られているんですね。


 どういうことかというと、こういうことです。


▼ 2010年の公式サイト http://www.halloweenparty2010.com




▼ 2011年の公式サイト http://www.halloweenparty2011.com




▼ 2012年の公式サイト http://www.halloweenparty2012.com




▼ 2013年の公式サイト http://www.halloweenparty2013.com




▼ 2014年の公式サイト http://www.halloweenparty2014.com




 まあこれだけだとよくある話で、ああそうですか、ってことになりますが、現時点(2015年7月17日)ではまだ2015年の開催は発表されておりません。
 しかし、ドメインのパターンは判明しているわけですから、アクセスしてみることはできますよね。もちろんしてみます。


▼ 2015年の公式サイト(になるであろう場所) http://www.halloweenparty2015.com




 ・・・おおっと。まだ何も作ってないようですね。作ってないどころか適当なindexページすら置いてないようで、業者のページがそのまま見えちゃってます。これは恥ずかしい。


 ちなみにドメインの所有者は公開されるルールなので、調べれば簡単に判明します。個人だとドメイン取得業者が公開情報を代行してくれるサービスを利用することがほとんど(当サイトも代行をお願いしています)なので、所有者の個人情報はわからないんですが、会社だとそうもいきませんのできちんと公開されているのが普通です。


 『ANSI Whois Gateway: ドメイン名 / IPアドレス検索サービス』(http://whois.ansi.co.jp/)で検索すると、『halloweenparty2010.com』から『halloweenparty2015.com』までの所有者は全て同一で、『東京都港区南麻布4-11-22』にある『VAMPROSE』というところです。
 これはVAMPSの所属事務所ですので、まあ至極当たり前の結果です。ちなみに管理者は『Kiyoshi Fukushima』さんとなっており、こちらは事務所の社長さんですね。





 そしてここからが本題ですが、halloweenparty2016.comのドメインはまだ取られていないんですよ。イベントが今年で打ち止めというわけでもないでしょうから、単にまだ取ってないだけだと思いますが、これ誰かに取られちゃうと面倒ですよ?早く押さえたほうがよくないですか?





 取った相手が日本国内ならばドメイン紛争処理とか不正競争防止法違反で訴訟に持ち込めばなんとかなるかもしれない(ならないかもしれない)けど、これが海外の人に取られたら、手間を考えたら現実的にはお手上げですよね。
 まあでも、そもそもそんなものに頼らなければならない事態に陥ること自体がすでにドメイン管理上のミスであり、情けない話ではあります。


 ちなみにドメインは年単位の更新なので、いつ登録されていつまで有効なのかも上の検索で分かるんですが、『halloweenparty2015.com』は2011年に登録されているようです。つまり毎年イベントのたびに取得しているのではなく、ある程度まとめて取っていた模様です。
 だとすると、2016年の分を取ってないのは、まとめて取ったときに確保してなかったので、単にその後忘れてるだけなんでしょうね。うーん、大丈夫ですかねこれ。


 で、まとめですけど、毎年同じ名前でイベントやるなら、毎年同じ法則でドメインとるのはいろいろ良くないということが言えるんじゃないでしょうか。
 たとえばハロパの場合、『halloweenparty.com』はもう取られてしまっていますが、『halloweenparty.jp』は今日の時点ではまだ空いているようです。こういうのをとっておいて、毎年の分はサブドメインで分けるかディレクトリを掘るかするほうが、ドメイン維持費も節約できますし(微々たるものですが)、何より誰かに先回りされてドメインを取られる心配がなくなるので絶対いいと思います。


 当サイトでは引き続き、halloweenparty2016.comのドメインの行方を、養豚場のブタでもみるかのような目で見守っていきたいと思います。(絶対見るとは言っていない)