2017-05-23 ケチャップアーツさんの「パチシールアルバム大百科」のクオリティがマジタカス



 こんばんわ。中の人@livehisです。

 僕は(いまだに)ビックリマンシールを細々と集めているんですが、先日ネットサーフィンしていたところ、衝撃的な同人誌を見つけてしまい即注文してしまいました。

 それが上の写真の、ケチャップアーツさんの同人誌、「パチシールアルバム大百科」と「ドッキリマン大百科」です。

 僕たちが子供のころ、必ずどこかで一度は見たことがあるであろうケイブンシャ大百科シリーズをオマージュした素敵な装丁からもう興奮しすぎて鼻水が出てきてしまいますが、当然ながら装丁ではなく内容に惹かれてポチッとしてしまったわけです。

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 まず1冊目は「ドッキリマン百科」。ロッチなどのニセ物とは路線が異なり、ビックリマンの構成はふまえつつオリジナルのシリーズを展開していた「ドッキリマン」のシールの資料本です。

 「ガムラツイスト」や「ハリマ王の伝説」などの、二番煎じとはいえまがりなりにもお菓子のおまけとして本家「ビックリマン」と同じ土俵で戦ってきた大手メーカーとは違い、ニセ物と思いっきり競合する「引き物くじ」で展開したという、じつにアンダーグラウンドな香りがするこのシリーズ。

 実は密かなマニアが多く、ネットではそれなりの値がついているこのシリーズを、本にまとめるほど個人で集めてしまったこの作者の方には敬服の念を抱かずにいられません。



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 そしてもう1冊の「パチシールアルバム大百科」は、ビックリマンブームの当時、ロッテの公式アルバムなどどうやっても手に入らなかった(入手方法は懸賞のみ)子供たちが手軽に駄菓子屋で買えたシールアルバムをということで、友達みんな1冊は持っていたと思います。貴重なヘッドシールなんかを優先的に入れていました。

 200冊という膨大なシールアルバム(そんなにあったのか!)を丁寧に分類、考察したその情熱には脱帽としか言いようがありません。



 僕もビックリマンシールをかき集めているとちょいちょいアルバムも一緒に入手できることもあり、公式アルバムもパチのそれも少しは手元にあるのですが、だからこそパチアルバムだけを狙って集めるのがどれだけ大変かは容易に想像できます。
 いったいどうやればパチアルバムをここまで蒐集できるのか、その過程のほうが気になってしまいます。



 実はこの大百科シリーズは、今回買った2冊が第2弾と第3弾ということで、第1弾の「ビックリシール大百科」はすでにソールドしていて入手できませんでした。非常に残念です・・・。

 しかし、このシリーズはもちろん内容も非常に興味深いですし、なによりここまで見事な同人誌にまとめてしまうその情熱に触れてしまうと、第4弾、第5弾もどうしても期待してしまいます。さっそくTwitterをフォローしたので、情報をウォッチしていきたいと思う次第です。