こんばんわ。中の人@livehisです。
来月7月9日に、ブリーフ&トランクスとINGRY’Sの対バン(どっちもバンドじゃないけど)があります。
★〜BURITORA Presents〜
「おまんげつNIGHT〜vol.1〜」
【日時】2017年7月9日(日)
【会場】青山RizM
【時間】開場16:30/開演17:00
【出演】INGRY’S/ブリーフ&トランクス
オールスタンディング:前売り\4,000/当日\4,500(税込・ドリンク代別途)
【チケット一般発売:6/4(日)10:00〜】
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:334-102)
(問)ポニーキャニオン ライヴエンタテインメントDiv
03-5521-8077(13:00〜18:00)
ブリーフ&トランクス オフィシャルサイト
この組み合わせ、分かる人には分かる元・同じ事務所同士のコンビです。
INGRY’Sは前身バンドのいんぐりもんぐりが解散し、INGRY’Sとなって再度の解散ののちに1996年に新田一郎率いる代官山プロダクションに移籍しました。(そこからは「INGRY’S」とは名乗っていませんが)
一方ブリーフ&トランクス(ブリトラ)は、同じく当時代官山プロに所属していた嘉門達夫のアルバムに参加したことがきっかけで1998年に代官山プロダクションからメジャーデビューしました。
この2組はそんな縁が昔からありました。ブリトラのCDのディレクションをINGRY’Sの永島さんが行ったりしたこともあります。
代官山プロダクションといえば、当時(一部で)熱狂的?な人気があったラジオ番組「爆裂スーパーファンタジー」の制作元です。(爆裂についてはこちら(Wikipedia)とかこちら(ファンサイト)とかを参照)
僕は子供の時このラジオを毎週聞きまくっていたので、この番組に出ていたメンバーの動きは今でも気になります。レギュラーメンバーは嘉門達夫と鈴木彩子、そしてINGRY’Sの永島浩之・前島正義の2人だったのですが、ブリトラはこの番組が終わる1998年ギリギリにデビューしたので、番組最終期に番組内でヘビロテされ、ゲスト出演もしていたので、リスナーには馴染みがあります。
そんな4組のうちの2組の対バンとなれば、当時のリスナーとしては行かないわけにはいきません。MCで代プロ時代の話が聞けるんじゃないかとめっちゃ期待してます。当時のボスだった新田一郎社長への文句が止まらなかったりして。
しかし、この組み合わせから期待するのはそれだけではありません。ここからが本題です。
もう16年前になりますが、2001年に第1回momineko祭りというイベントが渋谷nestでありました。
このイベントが開催されたときには、すでにINGRY’S(最後はFoolyouSという名前でしたが)もブリトラもいったん解散しており、INGRY’Sからは永島さん、ブリトラからは伊藤さんが参加。さらに同じく爆裂メンバーだった鈴木彩子さんも実質的なヘッドライナーで参加し、あとお笑い芸人のだいたひかるさんといつもここからの山田さんが出演していました。
まあ実質的な代プロイベント(いつもここから以外は全員が元・代プロ所属)だったわけで、爆裂リスナーにとっては事実上の爆裂同窓会ライブとなりました。とはいえ、看板である嘉門さんは参加していませんでしたが・・・。
そしてこのイベント、第1回が開催されたっきり第2回が開催されていません。まあメンバーがもう完全にばらばらに活動しているのでしょうがないのですが。このイベントを最後に、嘉門さんのサポートを続けている永島さん以外は、爆裂メンバーが同じステージに立つことはなかったと思います。(私が知らないだけでもしかしたらあったりして・・・)
そのような状況でのこのINGRY’S×ブリトラの対バンイベントなわけです。当時のファンにとってこれがどれほど大きな意味を持つか。代プロ倒産後、所属アーティストが共演することになった奇跡の瞬間と言っても過言ではありません。・・・過言ですかね?
でもブリトラは自らの再結成を「戦後最大の再結成」と銘打っていましたから、そうだとすれば対バンは「戦後最大の対バン」だと言ってもおかしくないはずで、それはもはや1999年のGLAY×LUNA SEA、2002年のB’z×エアロスミス、2006年のGLAY×氷室京介をはるかに超える、動員的にも(カウンタが一周回ってオーバーフローしたと思えば)はるかに超える史上最高の対バンと(勝手に言う分には何とでも)言えるでしょう。
となれば次は嘉門さんも加わった3マンイベントを期待せずにはいられません。できないはずはないと思うんですが・・・。
残念ながら鈴木彩子さん(現:SAICO)はライブはお休み中と公式サイトに書かれていますし、先日結婚されたばかりなのでそもそも今後ライブをやるつもりがあるかどうかも定かではないですが、できることならば、ライブ活動を再開してくれることを願ってやみません。
もし彩子さんがライブを再開すれば、いよいよ第2回momineko祭りが現実的なものとして浮上してきます。そんなことがあれば何としても参加したいものです。
さらに一歩踏み込んで、1998年の爆裂スーパーファンタジー終了後に予定されていた何らかのイベント(結局実現しなかったようですが)を、終了から20年経った今になって開催してくれたらもう最高です。
そうなったら、事務所倒産後に嘉門さんが結構文句を公言しているので実は仲があまり良くなかったのかもしれない新田社長や、どうも円満退社ではないような雰囲気で辞めてしまった嘉門さんの元マネージャーである風呂さん(地元の広島で活動中)がゲスト出演したりしてくれないものでしょうか。(出演してくれなさそうな理由を、たった今書いたそばから何を言っているのかという感じですが)
もう本当に夢がひろがりんぐですが、まずは現実として1か月後に迫ったこの奇跡の邂逅、超楽しみです。
この日のステージは、きっと過去最高の『夕焼けの丘』になると信じています。(そして6人が揃った夕焼けの丘も、現役時代を知らない僕としてはぜひ一度見てみたいと思う次第です・・・)
あれ、そういえばその前日にもどこかの丘で珍しい共演があったような・・・。気がします・・・・。